ナチュラルさをアピール
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Sai は、アルカリカラーともヘナとも違う、新しい植物パウダーカラーです。もちろん一般に店頭で市販されているものではありませんし、プロ用ですのでまだまだご存じないお客様が多いのが普通です。そのため、まず植物パウダーを知っていただく驚きや、そのナチュラルさなどをぜひ実感いただきたいのがファーストコンタクトです。そのために、まず周辺準備からアピールするのも顧客満足度につながり、また単価アップにもつながる重要なファクターです。
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①容器に移す
Sai はアルミパックですので、容器に移し替えると便利です。(なるべく乾燥剤もいれてください。) ②専用ワゴン 専用ワゴンを使い、脇でお客様に見えるようにアピールしましょう。アルカリカラーだとこうはいきませんよね。 ③調合、混ぜる パウダーをカップに入れた時や水(湯)で混ぜる際に、匂いを嗅いでいただくのもナチュルさのアピールになります。ハーブの香りがします。(主にカモミールの香り) ④ハーブティーで溶く サロンでは飲み物を出されることでしょう。ハーブティーはいかが? ハーブティーの残りを Sai の溶き湯に使うとナチュラルさもグッとアップ。(写真はハイビスカスティー。コーヒーはダメです。) ⑤アロマを使う 水(湯)で溶く際に、アロマを数滴入れたり、ハーブエキスやエッセンシャルオイルを少し入れて混ぜることができます。(オイルは入れすぎないように)香りや髪艶を増すためですが、こういったこともアルカリカラーでは出来ないことですよね。 |
カラーリング手順
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Sai は低刺激のカラーのため、パラフェニレンジアミンのような強制的に染める力がなく、穏やかに染毛します。そのため下記の手順をお守りください。
(詳細は弊社マニュアル『Sai Support Note』をご覧ください。) |
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調合の基本~詳細情報
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①US+US
Sai は、US5・6・7の3色が同じ色でトーンのみが異なる・・・というわけではなく、色味が異なります。そのほうが選択の幅が広がるためあえてそのように設定しました。 ●US5・・・マット系 5レベル ●US6・・・ウォーム系 5.5レベル ●US7・・・イエロー系 6レベル そのため、例えば赤味のないUS6相当のレベルのものがほしい時は、US5+US7=1:2で調合します。 また、US5+US6+US7=1:1:1は、深みのあるナチュラルなブラウン系になります。 配色の原理として、色を掛け合わすことで深みのある色がでて染まりやすくなりますので、染まりにくい髪の方にはぜひご活用ください。 ②US+HT 一般的に補色・反対色という言い方をしますが、色味の位置づけが異なる位置関係の色の場合、それらの色を掛け合わせると、色味が暗くなりますので、色が濃く入ります。この原理を活用して、深みのあるブラウンを作ることもできます。下のグラフ配色の④、⑤、⑥のケースです。 |
詳しい説明を書いた各ページを添付しました。よろしければご活用ください。調合のいろいろ、トーンアップ・ファッションカラーの調合をまとめました。また、染まらない場合の対策も合わせて書きます。
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